障害のある方を積極的に雇用し、障害者雇用を促進するため取組みの功績が顕著である事業者の皆様へ、仙台市長より感謝状を贈呈するとともに、その取組みについて紹介いたしました。
平成24年度市長感謝状贈呈事業者(五十音順・敬称略)
社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長
竹中 ナミ(たけなか なみ) 氏
「チャレンジド」とは、「障害のある人」の可能性に着目した新しい言葉です。竹中氏は、重症心身障害の長女を授かったことをきっかけに、独学で障害児医療・福祉・教育を学び、1991年に草の根のグループとしてプロップ・ステーションを立ち上げられました。プロップ・ステーションは1998年に社会福祉法人となり、コンピュータネットワークを活用してチャレンジドの自立と社会参画、とりわけ就労の促進や雇用の創出を目的に活動されています。
竹中氏はプロップ・ステーションの理事長を務めるかたわら、内閣府、総務省、国土交通省などの多数の審議会や委員会の委員を歴任し、2009年春には米国大使館より「勇気ある日本女性賞」を授与されました。また、2012年6月にはNHK経営委員に、9月には経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」運営委員会委員に就任されるなど、多方面にわたりご活躍されています。
当日は、障害のある方が働くことの重要性、そして、企業・支援者・家族がそれぞれの立場で何ができるのか、何が必要なのかについて熱心にお話いただきました。