仙台市障害者職業能力開発促進事業「働きたい!」を応援します。

障害者販売業務訓練

 障害者販売業務訓練は、知的障害のある方が一般店舗の一角において、福祉施設で製作された製品等の販売、接客を通して、仕事に対する集中力や持久力、環境に適応する能力や対人能力など、社会生活に必要な能力を高めることを目的としています。

  • 対象:仙台市内にお住まいの、15歳以上の、知的障害のある方。
    (ただし、在学中の方を除きます)
    「販売、接客の体験をしてみたい」「将来の一般就労に向け、働く体験をしたい」という方に適しています。
  • 場所:「はぁと」(みやぎ生協セラビ幸町1階)または「ゆめの森」(エスパル3階)
    「ゆめの森」「はぁと」は、仙台市障害者販売業務訓練等事業の実施店舗として運営されています。
    「手づくりの店 ゆめの森 はぁと」のホームページは⇒ http://www.heart-yume.com/
    ショップで販売しているお菓子や雑貨、アクセサリーなどもご紹介しています。
  • 期間:数日から数ヶ月まで、ご本人の希望、訓練の目的などに合わせ個別に設定します。
    「はぁと」は短期間の就労体験の場として、「ゆめの森」はより一般就労に近い形で、長期間の訓練として活用されることが多くなっています。
  • 問い合わせ:利用にあたっては、実施時期等の調整が必要です。
    詳しくは社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会(電話022-211-5030)にご相談ください。
  • 実施事例の紹介
    販売業務訓練担当者のお話
    販売業務訓練は「ゆめの森」と「はぁと」で行っています。
    「はぁと」は、就労体験的な場として1,2日単位での訓練を、「ゆめの森」は、将来の一般就労に向けた取り組みを行う場として長期間の訓練を行っています。
    毎年10名くらいの方が「ゆめの森」で販売業務訓練を行っていますが、 皆さん訓練を受けることで、とても成長するということを実感しています。施設外で就労訓練を受けるのは初めてという方も多いのですが、最初は挨拶の声も出なかったり、何をするのでも受け身の姿勢だったりする方が、2ヶ月ほどたつうちに自分で工夫して仕事に取り組む姿が見られるようになります。ある意味守られた環境である施設での毎日から、一般社会の中で多く人々と接し、様々な刺激を受けることで、就労への意欲が喚起され目標を持つようになるのではないかと感じています。施設からいきなり一般就労の場へ踏み出すには不安もあるという方は多いと思います。一般就労への最初の第一歩として訓練を活用するのは、一般就労を目指している方にとっては非常に役立つのではないでしょうか?
    「ゆめの森」と「はぁと」店内。店内にはかわいい小物がいっぱいです。
    以前ある方が「ゆめの森」で訓練を実施しました。ずっと施設を利用されていた方で、本人も保護者の方も施設での生活のイメージしかなく、「ずっと施設にいたい」という思いもあったようです。しかし、「一度くらい働く経験をするのもよいのではないか? 試しに訓練を受けてみてはどうか?」という施設スタッフの勧めもあり、訓練を受けることになりました。最初は挨拶をするのが精一杯なくらい人見知りの方でした。保護者の方もかなりご心配されたようでした。今まで静かな施設の中で過ごしていたのですから、人通りの多い駅ビルの中での毎日はかなり刺激があったのではないかと思います。1ヶ月を過ぎるあたりから見違えるくらい成長し、積極的に訓練に取り組むようになり、それまで全く考えたこともなかったのにどんどん一般就労への意欲が高くなってきました。タイミングも良かったのでしょうが、ハローワークで販売の求人をみつけ、面接を受け、訓練途中で就職が決まりました。
    将来一般就労を考えている方、まだ将来はわからないけれど働く経験をしてみたい方、一度訓練にチャレンジしてみてはいかがでしょう?

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