障害のある方の雇用促進について、功績が特に顕著である事業者の皆様の取組みを広く一般にご紹介し、市民の皆様の障害に対する理解を深めていただくとともに、障害のある方の雇用の創出・拡大を図ることを目的として平成21年度から市長感謝贈呈を実施しております。
ご推薦のありました事業者の皆様の中から、市長感謝状贈呈事業者選定委員会のご意見をもとに、市長感謝状贈呈事業者を決定し、当日、仙台市長より感謝状を贈呈するとともに、その取組みについて紹介いたしました。
講師 株式会社みちのく銀行 人事部
上席担当役 丸井 一成 氏
株式会社みちのく銀行は「地域の一員として、存在感のある金融サービス業を目指し、お客様と地域社会の幸福と発展のためにつくします」との企業理念を掲げ、地域の手本となる障害者雇用を目指しています。
平成26年、知的障害者と精神障害者を中心とした障害者チームPastelを発足。Pはパーソナル(個性)、Aはアシスト(手伝う)、Sはサポート(助け合う)、TEはチーム(みんなで)、Lはラーニング(学ぶ)の思いを込め、障害者雇用拡大と人事体制の強化を目指してきました。発足から3年がたち、6名からスタートしたチームは14名に。当初清掃のみだった業務は、行内からの信頼を徐々に獲得した結果、事務作業を受託するまでになり、業務の割合は清掃3割、事務7割に変わってきました。
Pastelチーム立ち上げから現在に至るまで障害者雇用を担当されてきた人事部上席担当役の丸井一成氏より、これまでの取り組みや工夫等について、発表いただきました。