仙台市障害者職業能力開発促進事業「働きたい!」を応援します。

障害者委託訓練

 障害者委託訓練は障害のある方の職業訓練のチャンスを拡大しその雇用就業を支援するために国の委託を受けて宮城障害者職業能力開発校が実施主体(委託元)として、宮城県が行っている訓練です。

 この訓練の特徴は、企業・社会福祉法人・特定非営利活動法人・民間教育訓練機関等地域の多様な資源を訓練現場として活用することができることです。また、地域の状況に合わせて様々なコースが設定されています。

 これにより障害のある人が地域の多様な就労や教育の現場での職業訓練を受講し、雇用・就業の促進を図ることを目的としています。

障害者委託訓練(実践能力習得コース)実施例

ビッグママのロゴマーク

  • 株式会社ビック・ママ(青葉区) ホームページ:http://www.big-mama.co.jp/
  • 事業内容:洋服修理
  • 市内事業所の障害のある方の雇用状況:

     従業員150名中障害のある方2名(内訳) 身体2名(平成24年の訓練実施時点)

     訓練の様子ビック・ママは、高齢化していく縫製技術者の後継者を新規雇用・育成していく必要がありました。しかし、一般向けに求人を出してもなかなか応募者がなく、育成したくてもできないという状況でした。そんな中、社長の守井氏が着目したのが、障害のある方の雇用でした。

     「働きたいと思っていても、採用してくれる企業が見つからず、困っている障害者がたくさんいる」という話を耳にした守井氏は、縫製技術の後継者の育成と障害のある方の雇用を結びつけることは、企業、働きたい障害のある方の双方にとってメリットがあると考えました。

     そこで障害者委託訓練制度を活用して、障害のある方を訓練生として受け入れ、ボタンつけや糸ほどき等の基本的な縫製作業を訓練として行いました。

     これまで、ビック・ママでは、非常に工程が多いお直し作業の全部を一つの依頼に付き一人の従業員が行うという体制でした。訓練生受け入れをきっかけに、作業工程を見直したところが、工場の業務効率化にもつながりました。

     技術の習得に時間がかかるため、会社にとって負担が軽いわけではありませんが、ビック・ママは、「一人前に育てるまでは投資」、「働く意欲のある障害のある方を雇用していきたい」という考えに基づき、今後も障害のある方の雇用に向けて、訓練制度を活用していく方針です。

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